介護士あっきーさんの投資と生活ブログ

お金や投資、読んだ本に関することやその他生活で気になったことを書いていきたいと思います。

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介護のお話。〖介護〗

こんにちは、あっきーです。

 

自分はあまり仕事に関することはネットでは話さないようにしているのですが

先日「入所者がおやつを詰まらせて死亡。介助の准看護師に有罪判決」のニュースを見まして感じたことを書こうと思いました。

 

まず亡くなられたご利用者様にはご冥福をお祈りいたします。

 

本題に入りますが介護現場の人員には介護士のみでなく看護師も居ます。また現場職員以外では管理栄養士や調理師、病院や老人保健施設(通称:老健)になると常駐の医師やリハビリ職員(OT、PT、STなど)も居ます。

職員の人数は法で「人員配置基準」として定められています。

ここで扱うのは介護・看護職員の人員ですが、

だいたいの基準としては利用者おおよそ3名に対し介護・看護職員1名の基準です。

(施設の形態で少し変わることもありますが。)

 

こういう基準ですが、多数の施設では人員カツカツで経営している状態だと思います。

なので実際は職員1名に対して利用者が5~8名という施設がほとんどだと思います。

夜間に限って言うと職員:利用者が1:20という場合がザラで相方の仮眠時間になると1:40ということが2~3時間続きます。

 

人員配置としてはこのような状況の中で介護・看護職員は働いているわけです。

もちろん排泄ケアや入浴ケア、その他もろもろのケアを行っているわけですからその分人員が取られますので日中は1:5~8よりももっと厳しいものになると思います。

 

このような中でケアを行っていますし、ましてや相手はほとんどが認知症を発症している高齢者ですから現場での事故はどれだけ注意しようとも正直言えば避けれませんので0にするというのは限りなく厳しいのです。(例を挙げればキリがないのですが、皮膚の剥離事故骨折誤嚥離設など…。)

 

実際に自分も皮膚の剥離事故や転倒・転落からの骨折事故に遭遇することは幾度となくありました。

そして今回の事例では「おやつ中の事故」であり、嚥下(飲み込み)状態に問題が無い方ということでありゼリーに変更されていたのは吐き出し行為がみられることに対しての対策とのことですので被告となった方だけでなく他の職員でも「まさか喉に詰まらせるなんて…」と思われたはずです。

 

実際、施設では利用者1人1人にあった食事形態を提供しています。その食事形態も利用者の嚥下状態や摂取状況を見て都度、病院での嚥下検査やSTによる嚥下チェックなどを行い決められています。

また、「女性は他の利用者に気を取られ」とありますが上記の人員基準でも書いた通り1人で5~8人見て、利用者も人間ですから色んな行動をとる訳ですよ。

 

そんな中で見るので事故が起こるリスクは高まる訳です。

なので今回の事故は「起こるべくして起きた事故」だと自分は思います。

それを現場の職員に責任の全てを負わせるのは介護の現場に携わる者としては違うのではないかと思います。

そして介護事故が起こるたびに訴訟が起こされるのであれば現場で働こうとする職員は辞めていくでしょうしなろうとする未来の担い手すらも来なくなると思います。

 

今後、施設に自分の親を、自分の祖父母を預けようと考えているかたはこのような事故が起こるリスクが常に隣り合わせだということを知り考えたうえで預けてほしいです。

 

もちろん介護・看護職員やその他の関わる職員が全くもって事故対策をしないわけではありません。

施設では現場での事故対策の検討以外にリスク対策委員会という組織もあったりします。

人数が少ない状況でも利用者の安全で安心して生活できる環境を提供しようと必死です。

家族がどれだけ身内の介護に耐えてきたか共感しようとする介護士もいます。

そのような介護現場に対する理解をもっと深めて欲しいです。

 

まぁ、本当なら別にまだまだ言いたいことはありますがこれ以上は長くなってしまうので

僕が今回のニュースを見て思ったことは以上です。